スポーツ傷害
筋肉痛、肉離れ、突き指、疲労骨折、椎間板損傷、野球肘、テニス肘、ジャンパー膝、シンスプリント 各ページをご覧ください。
骨折、捻挫、脱臼、打撲、挫傷等で、ケガをした時の応急処置です。
RICE処置
「RICE」は英語による略語のため、日本語での「あ・れ・や(っ)・た」(東大:武藤教室)をご紹介します。
あ:圧迫
れ:冷却
や(っ):休む(安静)
た:高く挙げる(挙上)
外傷(骨折、捻挫、脱臼、打撲、挫傷等のケガをした)の場合の応急処置は、
「あ・れ・やっ・た」?で覚えておきましょう!
- Resting(安静): 損傷部位を安静にする
- Icing(冷却): 患部を局所的に冷やすことで、神経の興奮を抑え、痛みを軽減させる
- Compression(圧迫): 外傷後の患部の腫れを最小限に抑えるために弾力包帯等で圧迫する ※その際、強く巻き過ぎて神経・血管を圧迫しないよう皮膚の色や感覚などを確認すること
- Elevation(挙上): 患部を心臓より高く挙げて腫れを抑える
「RICE」に「P」と「S」が加わり「PRICES」処置ともいいます。
<Protect:(患部を)保護する、Support・Stabilization:(患部を)支持・安定・固定する>
「PRICES」
Protect(保護) Rest(安静) Icing(冷却) Compression(圧迫) Elevation(挙上) Support・Stabilization(支持・固定)
「POLICE」
また、最近はRest(安静)より、Opitimal loading(適切な負荷)の方が回復を早めることがわかり、Support・Stabilization(支持)を除き、「POLICE」による治療に変わってきています。