ブログ

トップページ > ブログ > 講習会 > 福岡西支部定例会および各支部合同テーピング講習会

福岡西支部定例会および各支部合同テーピング講習会

  • 2020年01月27日
  • カテゴリー:講習会

令和2年1月26日(日)午後2時から上記の会合を福岡県整骨会館で行いました。

「公益社団法人 福岡県柔道整復師会」
(福岡県内で整骨院を開業する者で組織された職能団体)は、
福岡地区や北九州地区など県内9つの支部で構成され、
さらに福岡支部は地域により東支部、西支部、南支部に分かれます。

今までは各支部で、整骨院業界の動向や保険制度などを研修する定例会を
公共の施設で行っていましたが、今回は整骨会館の使用許可が下りましたので、
定例会の後にテーピング講習会を合同で開催することになりました。

私は、3年前から福岡西支部で支部長をさせて頂いており、
定例会では最近の柔道整復療養費の保留状況や
個別の支払い問題例や自賠責保険の対応例などを紹介し、
それに対して参加会員からの意見や要望等をいただきました。

続いて、各支部合同でのテーピング講習会に移り、
担当の東支部学術部員の先生の講義と実技指導をいただきました。

今回のテーマは「足関節のテーピング」で、
講義では足関節の捻挫を発症時に靭帯損傷だけでなく、
骨折している確率が推定できる「オタワアンクルルール」や捻挫の処置に関して、
最近では「PRICE」の「Rest(安静)」が 「Optimal Loading(適切な負荷)」 に代わり、
「POLICE」の方が回復を早めるなどの講演がありました。
実技は、内返し捻挫のテーピングで、非伸縮テープだけのテーピング法と
伸縮テープを併用したテーピング法を復習しました。

今後も定例会だけでなく、講習会なども同時に行う予定です。
有意義な会合となるように努めていきたいと思います。

公益社団法人 福岡県柔道整復師会 
福岡西支部長 曲渕靖洋